光 明 寺 案 内  大野市犬山19−17−2      電話(0779)66−2802
 この寺は、そもそも越前国大野の古刹であった光明寺の名称を継ぎ、文明3年犬山城の麓に再建されたのを濫觴とします。その開基は第8代宗主蓮如上人の弟子空然房であり、時の城主朝倉家菩提寺の由緒ある寺院として創建されたものであります。
 その後、寺蹟は第5世空歓の時に至って、織田信長に放逐されて西谷、穴馬村を転々としたのでありますが、天正5年同行34人を引き連れて、大阪石山合戦に出陣し護法のため身を挺し顕如上人守護の大任を果したのであります。天正10年仏縁により、再び越前国大野の地に帰り、大門村に草庵を結びました。しかし、慶長6年城主土屋左馬之介の好意により、正膳町に移転したのであります。
 しかるに、この建築物は大野町大火により烏有に帰し、文政8年第12世霊雲によって現在地に本堂が再建されたのであります。
 この本堂は総欅造りの雄大華麗なものでありましたが、昭和23年にまたまた焼失し、幸いにも昭和40年門信徒の厚い懇念によって本堂が再建されて、今に至るまで18代の法灯を連ねているのであります。(昭和51年10月14日付け本願寺総長文書より)